〇 ハチミツにも規格があります
日本の公正取引委員会が定める品質規格は、水分量を定めていて国産では23%、輸入品では21%以下と定めていいます。水分量が23%を超えると、耐糖性の酵母が活性化して醗酵しアルコールを作りだしてしまうため、保存性を考えると望ましく無いのです。
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公正取引の定める取り引き規約
直接還元糖 66%以上。
見かけの蔗糖 5%以下
灰分 0.4%以下
ヒドロキシメチルフルフラール 5mg/100g 以下
酸度 100g/1 nアルカリ4ml以下
澱粉デキストリン 陰性反応
水分 21%以下 (国産品は23%以下)
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〇 水分量は大切
オーストラリアの蜂蜜は水分含量が全体に少なく、もっとも少ないものでは、含量14%というものもあります。
反面、アジアなどの高温多湿地域で採取された物の中には、水分量が多く蜂蜜の水分量に達していない物も多く見受けられます。
〇 人工的に加熱した物も
水分量を調整するにぱ風通しの良い場所に巣箱を置いて、採蜜までの時間を長くかければ良いのです。
しかし中国の業者の中には大鍋で加熱して水分量を下げるところもあると言われるので、品質にバラツキがあるのですね。