蜂蜜の成分 非加熱ハチミツ
蜂蜜の成分の主な物は
蔗糖
ブドウ糖
果糖
この三種類から出来ています。これに微量な栄養とミネラルを含み、酵素がそれに加わります。
薬事的に見て有用な物も含まれている蜂蜜は多いですが、蜜源の種類により内容は異なります。
糖と結晶化蜂蜜の80%はブドウ糖と果糖で出来ています。
花蜜の糖が変化して出来たもので、糖含量は40%程度あり、50%程度が蔗糖で占められていて、それに18種類のオリゴ糖が入っています。
入っている多種類のミネラル
それらの他に、含まれている栄養成分は、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンなどがあります。
その他に含まれるものとして、有機酸、無機成分(灰分)も含まれています。いわゆる「アク」ですが、ダーク系と言われる蜂蜜に多く含まれる傾向があります。
その他は蜜源植物の特性により異なりますが、今まで述べてきた栄養成分としては、ビタミンB群、遊離アミノ酸も含まれています。
〇 加熱すると酵素に影響が出ます
加熱していないハチミツは酵素を多く含んでいます。
蔗糖をブドウ糖などに分解するインベルターゼ、アミラーゼ、グルコースオキシターゼ、カタラーゼなどがあります。
加熱すると、失われる栄養成分は微量に含まれる物が大半。
(HMF ヒドロキシメチルフルフラール)
さらには、過度に加熱すると別の物質に変化してしまうこともあり望ましくありません。(HMF ヒドロキシメチルフルフラール)
HMFは加熱により生成が促進されます。
蜂蜜の場合、37°Cで生成が始まり、40°Cで蜂の唾液からの酵素、インベルターゼが破壊されるため生成量が一気に増えます。