MORPETH

何かが始まる時のきっかけというのは、いつも本人が意識しないところで始まっているのかもしれません。

後になって考えてみれば、あの時が始まりなのか? と思い出すことが多いですから、多分そうなのでしょう。

そう、あの時、北に行こうなどと考えなければ、こうしてこんなことを文章にすることも無かったかもしれないですし。

どんなことも、恐らくこんな感じの積み重ねの結果だという気がします。

何にしても、このちいさな町での出会いが、その後のオーストラリアとの関係の始まりになったのは間違いありませんから、人生というのは面白いものです。

シドニーから北に用事が出来て、出かけたついでにある町を訪ねて見ようと出かけたのに、道を間違えたのか一向に付く気配がありません。

オーストラリアは日本の感覚で走っていると酷い目に遭うというのは、なんとなく判ってはいましたから、早目に町を見つけて軌道修正をすることにしようと考えました。

その時に目に入ってきたのがMorpethの標識。そんなきっかけですから、町を知ったのは偶然知ったのであって、最初からの目的地ではなかったし、経由地という訳でも無く町の名すら知りませんでした。立ち寄った目的は、コースの確認と休憩でしたから、その時は何も見ずにシドニーに戻ります。

何も目立ったものの無い、小さな町だったけれど、何か気になるものがあって、その後何度か近くを通る度に立ち寄って、お茶をしたり、町を見て買い物をしたりしているうちに町の人と顔見知りになり、町の話を聞いたり、ちょっとした物を貰うようになります。

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中庭でのカフェ

観光地というのとは少し違うし、観るべき物も殆ど無いの町なので、観光客で町が賑わっているという事でも無い。佇まいは何処かアメリカの西部劇に出てくる小さな町のようなのです。

morpethuはかつて水運の中継地として栄えていた時代の名残りか、町のメインストリートに沿うように小さな運河が流れています。

この辺りは石炭の出荷地に近く、ガソリンの補給や食事にと立ち寄るうちに次第に町の雰囲気にも慣れてきます。 最初の頃は勝手は違うし、何処で食事が出来るのかも判らずゼネラルストアやガスステーションで、半分干からびたようなサンドイッチを買って食べたりしていたので、印象はあまり良い物とは言えませんでした。

観光名所は無いけれど、訪れると何処か懐かしさを感じる町で、小さな町を歩いていても退屈しない不思議なところ。

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antique

顔見知りになった片言の日本語を話す郵便局の人は、過去に岩国基地に駐留したことがあって、いつも少し懐かしそうに対応してくれたので、町の情報を何かとくれるので、町の人と知り合うきっかけを貰ったような感じです。

郊外近郊の街ですから営業が終わるのは早くて16:00になると殆どの店は閉まってしまうので、内陸からの帰り道には立ち寄れない町です。

Morpeth Sourdough | Facebook   MORPETH の町のベーカリー。ウールワースで売っているパンより美味しいしっかり麦の味がするパンで、今はシドニーのブティックフード店やハリスファームでも買えると思います。

モルペスジンジャービールとグルメ品 – マイメイトランド (mymaitland.com.au)

ここで作られているジンジャービアは日本で手にする物とは違って、フレーバーも色々。香りのよいジンジャービアですから、一度試してみるのはお薦め。

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